こんにちは。WELLPORTの磯野です。
今回は自律神経失調症の症状と原因について解説いたします。
- ・最近、息苦しさや動機を感じる
- ・なにをするにもやる気が起きない
- ・夜、なかなか寝付けない
といった方は「自律神経失調症」かもしれません。
とくに睡眠不足や身体の不調は精神的な不安定にまで及び、ストレスや不安からうつ病のような精神的不調を抱えている方もいらっしゃいます。
この記事でわかること
- ・自律神経失調症はどんな症状が引き起こすのか
- ・自律神経が乱れる原因
- ・どんな治療法があるのか
自律神経による不調の可能性を知ることができ、
睡眠の悩みや不調の改善を図るためにどんな治療法があるのか知ることができます。
自律神経失調症とは
自律神経が正常に機能しなくなり発症します。
下記のような不調を引き起こします。
- ・眠れない
- ・疲れがとれない
- ・頭痛、めまい
- ・情緒不安定や気分の落ち込み
- ・胃腸痛や便秘、下痢
自律神経失調症は、睡眠や内臓、精神の不調までさまざまです。
また、脳や内臓の検査をしても異常が見つからないのが特徴とされています。
自律神経が乱れると引き起こる不調
自律神経は交感神経と副交感神経という２種類が存在します。
交感神経は逃走・闘争反応といわれており、怒りや不安、恐怖といったストレスから身を守るための反応となります。
副交感神経はリラックスしているときの反応で、睡眠や家でゴロゴロしているときなどに活動します。
自律神経が乱れて起こる不調は身体の痛みから内臓の不調、精神の不調をさまざまです。
身体的不調
自律神経失調症で引き起こる身体に起こる不調は個人によってさまざまです。
主に、慢性的な不快症状や内臓の機能低下などが挙げられます。
- ・頭痛
- ・めまい
- ・耳鳴り
- ・吐き気
- ・便秘・下痢
- ・胃腸痛
- ・肩こり
- ・腰痛
- ・眼精疲労
- ・動悸
- ・息が苦しい
- ・全身や手足の冷え
- ・顔や全身のほてり
- ・慢性的な疲れ
- ・倦怠感
- ・睡眠不足
精神的不調
自律神経失調症で引き起こる精神的な不調は、
感情の起伏が激しかったり気分の落ち込みや不安などが挙げられます。
- ・不安感
- ・いらいら
- ・焦り
- ・不眠
- ・攻撃的になる
- ・気分の落ち込み
自律神経が乱れる原因
自律神経が乱れる原因は大きく分けて３つあります。
ストレス
過度なストレスがかかる環境で生活をしていると、自律神経失調症になりやすいとされています。
また、現代社会において生活の中にはさまざまなストレスがかかっています。
- ・仕事のプレッシャーや精神的負荷が大きい職業
- ・育児や介護によるストレス
- ・家族や自身の将来に対する不安
- ・スマホやPC画面も見過ぎ
- ・騒音や悪臭などの環境ストレス
- ・人間関係によるストレス
など社会的なストレスから精神的ストレス、肉体のストレス、環境ストレスが挙げられます。
生活習慣の乱れ
不規則な生活や悪習慣は自律神経の乱れを引き起こします。
- ・夜更かしや寝不足
- ・夜勤
- ・ジャンクフードや加工食品のとりすぎ
食生活や睡眠不足などが挙げられます。
ホルモンバランスの乱れ
一般的に男性より女性の方がり患しやすい傾向にあり、
女性ホルモンの影響によって自律神経失調症を引き起こす可能性が考えられています。
自律神経の治し方
薬物療法
自律神経失調症に対して自覚症状が強い場合、病院で一般的には薬を処方されます。
主に、精神科・心療内科で処方されます。
不眠に対しての「睡眠薬」や不安やストレスを軽減させる「抗うつ薬」が一般的です。
運動療法・マインドフルネス
有酸素運動や筋力トレーニング、ヨガやピラティスなどの運動が効果的です。
抗ストレス力が高まり、不調の改善やメンタルの安定が見込めます。
マインドフルネスは海外ではうつ病の主なる治療法として効果が実証され始めています。
瞑想など、脳を休ませてあげる取り組みになります。
まずは1日5分～10分のストレッチや散歩、瞑想などの簡単な取り組みから始めてみましょう。
栄養療法
腸内環境を整えたり、内臓を休ませてあげることでも自律神経失調症の緩和は見込めます。
ジャンクフードや加工食品は、身体の調子や精神の安定に欠かせないミネラルやビタミンなどの栄養が足りません。
できるだけ控えて、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
また、発酵食品や食物繊維には腸内細菌を元気にする作用があるので、毎食1～2品取り入れてみましょう。
・味噌やキムチ
・キノコ類
・海藻
・野菜
・玄米
などがオススメです。
認知行動療法
行動を振り返ったり日記をつけたりして、思い込みや認識の歪みを正していきます。
「お酒がないと寝れない」
「仕事に向かうときにめまいがする」
「自分は体が硬く、肩こりは一生治らない」
誤った思い込みは症状の緩和や取り組みの改善の障壁をなります。
出来ない理由はなぜか。本当の原因は何か。
正しい認識を行うことで取るべき行動のハードルが下がり、効率的な手段を選べるようになります。
自律神経失調症に対する当店の取り組み
自律神経失調症は、時間が経てば治るというものではありません。
精神科や心療内科では今でも薬物療法が中心となるところも多いです。
重度な場合は必要な場合もあるかと思います。
しかし、軽症な場合やそのほかの方法を試したことがなければ、一度当店にご相談ください。
当店では運動や栄養状態の改善を図るためのサポートを行います。
できるだけ薬に頼らない改善方法を図っていきます。
【サービス内容】
・自律神経測定
・自律神経ケア（頭や骨盤の整体）
・運動指導（ピラティスや有酸素運動など）
・食事カウンセリング
・日記やLINEでのサポート
お客さまの不調に合わせた個別のプログラムをご提案させていただきます。
まとめ
自律神経失調症は、交感神経と副交感神経のバランスが乱れることで、身体的な不調と精神的な不調が現れます。
生活習慣やストレス、ホルモンバランスの影響による自律神経の乱れが原因として挙げられます。
日本ではまだまだ薬物療法が主流ですが、運動や食事の改善、認知の歪みの改善という手段もあります。
自律神経失調症は習慣の乱れや脳を活性することで改善する可能性があります。
ただし、精神的な不調を生み出すことからも、自分一人で立ち向かうのが困難な症状だといえます。
お近くの専門医にご相談されることをオススメします。
自律神経とカラダのための整体＆ジムWELLPORT
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