こんにちは。WELLPORTの磯野です。
今回は、筋トレ中の腰痛のリスクや悪化させないために注意すべきポイントについて解説していきます。

筋トレしたいけど、腰痛を持っていて悪化しないか心配。。。
体力に自信がなく筋トレしたら腰を痛めないか不安。

運動を普段しない方や中高年でダイエットに取り組みたい方には、このような不安が必ずあると思います。

この記事を読めば、体力や身体に不安を抱える方でも腰痛を予防しながら運動習慣を取り入れるポイントを理解でき、
運動やダイエットに取り組み、充実した生活を送ることができます。

腰痛の実態

腰痛は現代社会で非常に一般的な健康問題となっています。

職業性腰痛の総医療費は年間約 820 億円にのぼり、腰痛による休業や失業に起因する社会的損失は莫大だといえます。

また、全人口の1/4の約3000万人の方が腰痛に悩んでいるというデータもあります。

このような実態が取り巻く背景として、多くの人が仕事や日常生活での長時間の座りっぱなしや不適切な姿勢などが原因といわれています。
一方で、筋力トレーニングは健康促進や体力向上のために重要な活動とされています。
しかし、これら二つの要素が逆に関連し、筋トレが腰痛を悪化させる可能性もあることを理解することが重要です。

腰痛の原因と種類

腰痛の原因は様々で、特に筋肉や椎間板、神経の問題が挙げられます。悪い姿勢、運動不足、加齢などが要因となり、腰痛は急性から慢性までさまざまな形態で現れます。
特にデスクワークや長時間の座り仕事は腰痛を引き起こすリスクを高める一因となっています。

筋力トレーニングと腰痛

筋力トレーニングは基本的には健康に良い影響を与える活動ですが、不適切なトレーニング方法や姿勢の誤りによっては、腰痛を悪化させることがあります。例えば、腰に負担のかかる重いウェイトを使ったデッドリフトやスクワットのような運動は、正しいフォームが重要であり、それを無視した場合に腰に負担がかかりやすくなります。

また、筋力トレーニングにおいて十分なウォーミングアップやクールダウンを怠ることも、急性の腰痛を引き起こす原因となります。筋肉や関節が十分に準備されていない状態でのトレーニングは、怪我のリスクを高めます。

筋トレと腰痛の悪化:注意すべきポイント

正しいフォームの重要性

筋トレにおいて正しいフォームは何よりも重要です。特に腰に負担のかかる運動では、正確なフォームを守ることで怪我や悪化を防ぐことができます。トレーニング前に専門家の指導を受け、正しいフォームを身につけることが重要です。

適切なウォーミングアップとクールダウン

筋トレ前には十分なウォーミングアップを行い、関節や筋肉を十分にほぐすことが必要です。また、トレーニング後にも適切なクールダウンを行い、筋肉をゆっくりとリラックスさせましょう。

個々の体力や状態に合わせたトレーニング

一般的なトレーニングメニューが全ての人に適しているわけではありません。個々の体力や健康状態に合わせてトレーニングを調整し、怪我や痛みを予防しましょう。

痛みや不快感を無視しない

トレーニング中に痛みや不快感を感じた場合は、無理に続けることは避け、専門家に相談するなど適切な対応を取りましょう。

筋トレと腰痛の予防法

バランスの取れたトレーニング

特定の筋肉だけに焦点を当てたトレーニングではなく、全身のバランスを考えたトレーニングが重要です。特にコアトレーニングは腰の安定性向上に寄与します。

トレーニングと休息のバランス

適度なトレーニングと十分な休息を組み合わせることで、筋肉の成長と修復を促進します。過度なトレーニングは逆に腰痛を引き起こすことがあります。

専門家の助言を仰ぐ

筋トレを始める前に、理学療法士やトレーナーなどの専門家に相談し、適切なアドバイスを受けることが重要です。

まとめ

腰痛と筋トレは密接に関連しており、正しいアプローチが重要です。適切なフォームやトレーニングプラン、専門家の指導を受ることで、筋トレが腰痛を悪化させるリスクを最小限に抑えることができます。健康的な生活を維持するためには、腰痛の予防と管理に焦点を当てたトレーニングアプローチが重要です。

腰痛に悩む人々が筋トレを行う際に留意すべきポイントは多岐にわたりますが、それらを踏まえた上でのトレーニングは腰痛の症状改善や将来的な発症リスクの低減に繋がります。痛みを伴う運動は注意が必要ですが、適切なアプローチを取ることで逆に腰痛の軽減や予防に寄与することができます。

最も重要なのは、トレーニング前に医師や専門家に相談し、自身の健康状態に適したプログラムを組むことです。個々の体力や制約に基づいてトレーニングを調整することで、怪我のリスクを最小限にし、効果的なトレーニングを実現できます。

また、日常生活においても姿勢の改善やストレッチなどを積極的に取り入れることが重要です。デスクワーク中の適度なストレッチや立ち上がり運動、正しい座り方などが、腰痛の予防に効果的です。

腰痛と筋トレの関係について理解し、適切な対策を講じることで、健康な生活をサポートすることができます。自己責任のもとでトレーニングを行い、痛みや不快感に敏感になりながら、健康専門家の指導を受けることで、腰痛を抱えつつも安全で効果的なトレーニングを実現できるでしょう。

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