当店で行う主要エクササイズ
①体幹エクササイズ編
体の体幹(コア)システムは様々な原因で機能低下を引き起こします。
・脳の疲労
・怪我の既往
・呼吸様式
・運動不足
など、、、
いわゆるインナーマッスルには多裂筋、横隔膜、骨盤底筋、腹横筋があります。
これらの筋肉が腹腔内圧(IAP)を高めることで体を支えます。
人体における骨格構造の弱点はお腹周りにあります。
骨盤は大きく頑丈で胸周りは肋骨があるため頑丈です。
それに比べてお腹周りは骨格がなく、腰椎のみで支えられています。
機能低下により外乱や衝撃に弱く、腰椎には多大なストレスを与えてしまいます。
簡単なエクササイズを15〜20分程度行うことで、インナーマッスルが活性し、腹腔内圧を高めた体の支持ができます。
また、腹腔内圧が高まることで、背骨全体のアライメント(配列)が整い、すぐそばを通っている自律神経の機能を適正化します。
特に横隔膜は重要でこの筋肉が引き下がることで腹腔内圧が高まります。
これにより呼吸機能、体幹機能、自律神経の調整、上下肢の安定等の改善がみられ、様々な不調の解決が見込めます。
肩甲骨の位置、股関節の可動性も体幹を安定させ、身体機能を向上させる上で大切になります。
ジョイントセオリーを用いた考え方を当店では重要視しております。
関節にはそれぞれの役割があります。
主に安定性と可動性で大別した場合、図のようになります。
この原則が破綻した場合に痛みやパフォーマンス低下が起こります。
・肩甲骨の安定
肩甲骨には多くの筋肉が付着しますが、これらの筋肉のアンバランスにより肩甲骨の位置異常が起こります。
肩甲骨のポジションが悪いと
・猫背
・肩の痛み
・呼吸が浅くなる
・肘や手首の痛み
・体幹機能低下
などの不調が起こります。
過剰に緊張しやすい
・小胸筋
・肩甲挙筋
特に弱化しやすい筋肉
・前鋸筋
・僧帽筋(下部)
これらの過剰緊張に対し抑制し弱化しやすい箇所に適切な刺激を入れ活性させます。
体幹を有効に使うためにもこの考え方は必須となりますので肩甲骨を安定させ、体幹機能向上によるさまざまな不調の改善が期待できます。
当店は呼吸を用いながら体幹部を活性化させていきます。
体幹を使った動作の獲得と各関節の適した役割を与えることで、腰痛や肩こりだけでなく、しなやかで上手な体の使い方、趣味に没頭できる健康な体を目指します。